大学院を卒業したので大学生活6年間を振り返ってみる

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都内の女子大の大学院(情報系)を卒業しました。
明日から社会人だというのに学生気分がどうしても抜けず、
今日も大学の研究室に来て研究の実装をすすめたり論文を書いたりしています。

学生生活が終わってしまうのが寂しくてしょうがないので、なんとなく6年間を振り返ってみました。

大学選び

高校生の時は、とにかくゲームを作るエンジニアになりたいと思っていて、
プログラミングを勉強できそうな情報系の学科がある大学を探した。

プログラミングを勉強したいなら専門学校という選択肢もあるなーと思ったのだけど、今は大学を選んで良かったと思う。

6年間の生活

B1, B2 (大学1,2年生)

1,2年生のころは本当に数学の授業ばかりで嫌になってた。
プログラムを書きたいだけなのになんで数学を勉強しなければならないのか全く理解できなかった。
教室の後ろのほうで授業受けてる不真面目な生徒で、成績は可ばっかりだった。

サークルの子たちが「単位落とした」って言ってる中で、単位を落としたことは殆どなかったし、「可」でも十分だと思っていたけど、間違いだった。会社によっては大学の成績を出さなきゃいけなかったりするし、その後の授業で基礎知識は絶対に必要になるので、授業はまじめに受けた方がいい。

あと飲食系のバイトしてた。人に接するのは苦手な方だったのでとても良い勉強になった。でも、とにかく辛かった覚えしかない。飲食系のバイトしてて「お客様の笑顔をみると幸せになれる」とか思える人のことは本当に尊敬する。

B3

Unityでゲームを作るバイトを始めて、プログラミングにはまっていった。高校生まではHTML/CSSしかやっていなかった自分にとっては、やっぱりプログラムの実行結果がビジュアライズされるのが楽しいんだなと思った。

単位はほとんど取り終えていたので、バイトに明け暮れていた。
座って楽しくプログラム書いているだけでお金がもらえるなんて天国だと思った。

B4

可視化の研究室に配属された。
最初にテーマを自由に決めなくてはならなくて、検索エンジンの検索結果を可視化したい!みたいなことを言った。でもそこから何をしていいのか全くわからなくて、論文も全く読もうともしなかった。

Pythonに出会った。初めてプログラミング言語に愛を感じるようになった。
だんだんフロントエンドよりバックエンドが楽しいなーと思うようになっていった。

M1

アメリカの大学の研究室に留学にいって、研究のテーマとか決めたり、モック作ったりした。
英語は単語や文法ができなくても、パッションで通じるってことがわかった。

夏のはてなインターンが(Perlは全く出来なかったけど)本当に楽しかった。インターン生のみんなの技術力が高すぎて、会話に出てくる知らない単語を毎日メモし続けてた。

秋になって、一切論文の発表とかしてないことに焦り始めて、研究を真面目にやるようになった。
この頃には「自分に何ができるのか」がわかるようになってたから、研究の実装がすごいスピードで進んだ。

競技プログラミングにもめちゃくちゃハマった。今まで曖昧だった「プログラミング力」が、数値化されるのが楽しかった。数学をちゃんと勉強しなかったことをめちゃくちゃ後悔した。

競技以外にも、いろんなプログラミングコンテストに興味を持った。

就活はつらいこともあったけど楽しかった。

M2

B4,M1とまじめに研究をやらなかった分、研究を頑張った。
今までほとんど読んでなかった論文もそれなりに読むようになった。

好きな分野が確定してくると、英語の論文を読むのも苦ではなくなってくる。

ISUCONとかCODE VSとか楽しかった。

修論を書いてはみたものの、検証実験は足りないし、α版のリリースが終わってないし、全然終わった気がしない。
まだやりたい気持ちでいっぱいだけど、D進はしない。

大学生活6年間まとめ

  • バイト/インターン楽しかった
  • プログラミングコンテストで人と競い合うのが楽しかった
  • もっとエンジニアになる人が多い大学に行けば良かったかもしれない
  • 1,2年生のうちにもっと数学ちゃんとやっておけばよかった
  • 4年生のうちにちゃんと論文読んでおけばよかった
  • もっと学会とか行ける研究をしたかった

( o・ω・)ノ\(・ω・ o)

大学6年間ブログとか定期的に書いていたのに、まともな文章が書けるようにはなりませんでした。技術力とかそういう以前にちゃんとした社会人になれるか不安でしょうがないです。

それと、学生じゃなくなってしまうので、ブログのタイトルを変えなければいけないなあーと思っているところです。どうしよう。